皆さんはフッ素入り歯磨き粉を使っていますか?
フッ素入り歯磨き粉は、虫歯予防に科学的に効果が証明された成分を含んでいます。
実際、フッ素には歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の働きを抑える作用があり、世界保健機関(WHO)や日本歯科医師会も推奨する虫歯予防成分です。
フッ素の使用で虫歯発生率が20〜40%低下するという研究データもあり、定期的に使用することで効果が持続します。
フッ素が身体に悪いという記事などもみますが、歯にとってはとても良い成分なのです。
フッ化物の働き
1. 歯の修復を早める(再石灰化)
2. 歯が溶けるスピードを遅くする
3. 歯を強くする
4. 細菌の活動を妨げる
2023年1月には主に幼児から小学生を対象としたフッ化物入り歯みがき剤の推奨濃度基準が変更されました。
まだまだ知らない方も多いです。
それぞれの年齢にあった正しいフッ素濃度の歯磨き粉を使用していただけると幸いです。
フッ化物入り歯磨き剤を使用しても、たっぷりのうがいで大半を流してしまと効果が落ちてしまいます。
そのため、むし歯予防効果を高めるために「計量カップ大さじ1杯分(15ミリリットル)の水で、約5秒程度の軽い1回のゆすぎ」にし、フッ化物をしっかりと口中にキープすることが重要です。この方法で、むし歯予防効果をより高めましょう。
当院でもチェックアップの歯磨き粉などおすすめの歯磨き粉を取り扱っております。
補足ですが、歯磨き粉とジェルの違いは濯ぐことができるかどうかです。濯ぐことがまだ難しいお子様はジェルをお勧めします。
お気軽にご相談ください✨✨✨