ハミガキの道具
〇ハブラシの選び方〇
①歯並びにあったものを選びましょう。
ブラシの大きさは親指一本分くらいが目安です。
どのようなハブラシが良いかは、ご相談ください。
②後ろからみて毛先がはみ出ていないもの
使っていて毛先が広がると歯に毛先があたらなくなってきます。
矯正中の方は、ハブラシが普段よりも傷みが激しいので、
こまめにチェックして取り替えましょう。
普段ならば1~2か月が取り替えの目安です。
〇ハミガキ剤〇
どのようなハミガキ剤を使えば良いかという質問がよくありますが、
基本的には絶対に必要なわけではありません。
ただし、市販のハミガキ粉には
①ハミガキ後に清涼感がある。
②キシリトールやフッ素など、虫歯予防に効果的な成分が含まれているものがある。
③顆粒や発泡剤など、洗浄効果をあげるものがある。
等のハミガキとの相乗効果を期待できるものがあるので、自分に合ったものを使いましょう。
〇補助道具〇
①デンタルフロス、糸ようじ
歯と歯の隙間のお掃除をする。
②歯間ブラシ
歯と歯の大きな隙間のお掃除をする。
③洗口剤
お口の殺菌や洗浄などの効果がある。ハミガキあとに効果的。
ハブラシの使い方
1か所を10回ずつこきざみに動かしましょう!
ハブラシの毛先で歯垢をはじき飛ばすには、1か所を2~3回こする程度では効果がありません。
毛先を歯に軽く当て、力を入れすぎないように1か所を10回以上動かします。
ひとつひとつの歯を意識して磨くことが大切です。これを3分以上、お口の中全体に行いましょう。
「一日何回歯を磨いていますか?」
との質問では、一般の人の一日の磨く回数が食事やおやつの回数よりも少ないという調査があります。
虫歯になりやすい矯正中の方も矯正をしていない方も、
食べたら磨くようにして、一日3回はハミガキをしましょう。
学校や職場などでどうしても磨けない方は一日一回時間をかけて磨きましょう。
特に寝ている間は虫歯になりやすいので、夜寝る前はしっかりハミガキをしましょう。