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お子様のむし歯予防に『シーラントってご存じですか??』~親子で学ぶ歯の知育~

むし歯予防の基本は毎日の歯みがきです。でも乳歯の奥歯や生え変わったばかりの臼歯(永久歯)は、溝が深く歯ブラシが届きにくいため、むし歯になりやすい場所です。

シーラントとは、レジンと呼ばれる歯と同じ白色の樹脂のこと。治療で使うものとは違い、歯を削らずに奥歯の溝を封鎖するものです。シーラントは材料自体がフッ素のリリース(除放)&リチャージ(取り込み)機能を持っているので、歯をむし歯から守ってくれます。

奥歯の溝は磨きにくいため食べかすや汚れが溜まりやすく、虫歯リスクが高い部分です。奥歯の咬合面にある溝やくぼみにシーラント処置を施すことで、むし歯の原因になる食べかすや汚れ、細菌の侵入を防ぎます。

特にこどもの歯はまだ未熟であるため、むし歯菌など細菌への抵抗力が弱いです。生えて間もない永久歯がむし歯になると、急速に進行し、結果的に歯を削って治療することもあるでしょう。

むし歯になる前にしっかりと予防することで健康な歯を保ちましょう。

むし歯を予防する方法とは

むし歯を予防する方法としてあげられるのは、下記の4つです。

①食生活

②ブラッシング、フロス

③フッ素

④シーラント

むし歯を防ぐには、むし歯菌を減らし、むし歯菌の活動を抑えることが大切です。歯を強くすることでむし歯菌から守ることが重要になります。ブラッシングやフロスを毎日しっかり行うことで日々のむし歯菌を減らし、むし歯菌の活動を減らしましょう。また食生活にも気を付けてみましょう。おかしなどの甘いものは控え、だらだら食いは避けましょう。歯を強くするためにはフッ素(フッ化物)もとても重要です。歯医者さんで行う高濃度のフッ素や歯磨き粉に含まれる低濃度のフッ素を利用して歯をコーティングしてください。

そして、これらをサポートするのがシーラントです。シーラントは、溝にハブラシの先が届きやすくなり歯磨きしやすく、むし歯菌が入り込みにくい環境に整えてくれます。

いかがでしたか?このブログを通して少しでもシーラントについて理解していただければ幸いです。

ですが、シーラントをしても絶対むし歯にならないわけではありません。

毎日の歯みがきやフッ素塗布を併用するなどして、歯を大切にしていきましょう。

シーラントについて気になることなどございましたらお気軽に当院にご連絡ご相談ください。

スタッフ一同心よりお待ちいたしております。

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