近年、いつもお口が開いている子どもが増えています。
『お口ぽかーん』が怖いのは、さまざまなトラブル(虫歯や歯周病、歯並びが悪くなる、発音が悪くなるなど)を引き起こすからです。トラブル回避するためにも、下記のことに注意しましょう。
【お口ぽかーんにならないために】
授乳の姿勢
赤ちゃんの顔とお腹をお母さんと密着させて、赤ちゃんの頭、背中、お尻の軸がねじれないようにします。高さが合わないときは、授乳クッションやバスタオルで調整しましょう。
抱っこ紐
新生児期からお座りができるまでは、胎児姿勢のC型でまぁるくふんわりとやさしく抱っこしましょう。頭が後ろに反った状態で抱っこしていると、自然に口が開きやすい状態になってしますので、首を支えるようにしましょう。
離乳食の与え方
唇の力が弱いと、舌を前に出す癖がつくことも。食べ物を上手に噛んで飲み込めないため、舌の位置が下がってしまう原因になります。唇で取らせるように与え、しっかり噛んで飲み込む練習をしていきましょう。また、食べるときの姿勢も大切です。足がしっかりと床についていない状態では、食べ物を噛む力が弱くなるので、足が床につく、もしくは足台のある椅子を使い、背もたれにクッションを置いて、正しい姿勢になるようにしましょう。
お口の機能を育てる遊び
吹き戻しや風車、笛などを吹いて、遊びの中で唇やお口周りの筋肉を鍛えましょう。
以上の内容を気づいた時から少しづつでも結構ですので始めることが、大切です。できる範囲で取り込んで実践していきましょう。
当院では赤ちゃんの歯科医院デビューもサポートします。
自治体によって異なりますが、1歳6か月と3歳に健診を行うのが一般的です。
気になる方はぜひ当院にご相談ご連絡くださいね。スタッフ一同心よりお待ちしております。